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二十四節気[霜降]

10月23日の頃は、二十四節気の霜降になります。この時期は、夏の暑さが和らぎ、朝晩は冷え込み始めることから、気温や湿度の変化が激しくなります。中医学では、このような気候の変動によって、人間の体にも影響が出ると考えられています。

 中医学では、人間の体は五臓六腑(三焦を加えて)という十一の器官に分けられ、それぞれが気・血・津液という三つの物質を生成・循環・調節しています。五臓六腑は、五行という五つの要素(木・火・土・金・水)に対応しており、それぞれが季節や時間帯などとも関係しています。

 

霜降の頃は、金行が最も盛んになる時期であり、肺と大腸がその器官として重要な役割を果たします。肺は呼吸や皮膚を通じて外界と交流し、気を吸収・発散する機能を持ちます。大腸は消化器系の末端であり、水分や老廃物を排出する機能を持ちます。肺と大腸は互いに連絡しており、一方が不調になると他方にも影響が及びます。

 霜降の頃は、肺と大腸が強く働くために、その機能が過剰になったり不足したりする可能性が高くなります。過剰になると、肺は乾燥しやすくなり、咳や鼻炎などの呼吸器系の症状が出やすくなります。大腸は便秘や下痢などの消化器系の症状が出やすくなります。不足になると、肺は防御力が低下し、感染症にかかりやすくなります。大腸は水分や栄養素の吸収力が低下し、体力や免疫力が低下します。

 霜降の頃に体調を整えるためには、肺と大腸の機能を適切に保つことが重要です。そのためには、食事に気を付けることが効果的です。中医学では、食べ物も五行に分類されており、それぞれが五臓六腑に影響を与えます。金行に属する食べ物は、肺と大腸に良いとされています。金行に属する食べ物には以下のようなものがあります。

 - 白色や辛味のある食べ物:百合根・白菜・大根・白玉・白ごま・白米・豆乳・豆腐・ヨーグルト・チーズ・牛乳・ニンニク・ネギ・ショウガ・ワサビ・カラシなど

- 肺や大腸に関係する動物の部位:肺・大腸・腎臓・胃・膀胱など

- 肺や大腸に良いとされる食材:梨・りんご・ぶどう・柿・杏仁・栗・松茸・キノコ類・海苔・昆布・わかめ・ひじきなど

これらの食べ物を積極的に摂ることで、肺と大腸の機能を高めることができます。ただし、過剰に摂ると逆効果になることもあるので、適度な量を心がけましょう。また、霜降の頃は気温が下がりやすいので、温かい食べ物や飲み物を摂ることも大切です。温かいスープやお粥、お茶などを飲むことで、体を温めて血行を良くしましょう。

 霜降の頃は、中医学では肺と大腸が最も活発になる時期です。そのため、その機能を適切に保つことが体調を整えるために重要です。食事に気を付けて、肺と大腸に良い食べ物を摂ることで、霜降の頃の体調の変化に対応しましょう。

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2023.10.23

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